素敵な「将棋日和」(その5)どうぶつ王決定戦!
対局は藤森4級の勝ち!「まで、推定20手ほどで藤森4級の勝ちとなりました」藤森4級「難しい状況が続いてたんですけど、ヒヨコを取れた辺りで優勢を意識しました」金井5級「いやーゾウにこだわりすぎましたね」と、対局後インタビューも盛り上がりました。
結果は、広瀬7級の勝ち!大熱戦でした。お疲れさまでした。!
最後はトークショー、そしてお楽しみ抽選会です!
(つづく)
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by hirocomic_shogi
| 2012-10-18 22:00
| 将棋日記
素敵な「将棋日和」(その4)将棋日和版指し初め式
さていよいよ将棋日和版「指し初め式」のために特別対局室へ!
こちらでは藤森先生が特別対局室について説明をしてくださいました。そしてそのまま指し初めの記録係席へ。そして戸辺先生や金井先生のご案内で登場されたスペシャルゲストとは・・・。
なんと郷田真隆棋王でした!まさかのタイトルホルダー登場に一同黄色い歓声が上がります。他の先生方も心なしか緊張していらっしゃる様子です。
「将棋は一生楽しめる趣味ですから、是非続けていただきたいと思います」とご挨拶される郷田棋王。
郷田棋王のサイン色紙は、最後の抽選会の景品になるとのこと。「僕が欲しいぐらいです!」と満面の笑顔の金井先生。
指し初め式開始。実際に駒を並べるところからはじめてくださいます。お相手はもちろん、おそらくこの日の参加者の中で最も郷田ファンであろう(!)金井恒太五段。郷田棋王にお会いするために、この日はわざわざスーツを着ていらしたのだそうです。素敵。
前半組さんが途中まで指し手を進めていたので、藤森先生の読み上げに従って郷田棋王と金井先生も途中まで進めていきます。
さてここからは参加者の手番。今回は1)郷田棋王の前に座り、2)1手指して、3)郷田棋王と握手をして、4)その様子を自分のカメラを使って撮っていただく、ということで、ファンにとってはまさに夢のような企画です。
でも突然局面を見て一手指すなんてことできない・・・ということで、記録係の藤森先生と、なんとお相手の郷田棋王が二人がかりでアドバイス。
写真はお二人のアドバイスに従ってそろーっと角を打つ私。ご自分の指し手にも参加者へのアドバイスにもまったく緩みのない郷田棋王の男前っぷり。そしてどんどん局面は難解になっていきます。横で見ている広瀬先生も、「いやー随分本格的な将棋になりましたね」と驚いている様子。
郷田棋王は「うーんこれは後手は困りましたね。」「はて、困ったな」を連発。それを見て参加者がカッコイイ!素敵!とまた黄色い歓声をあげていました。まさに郷田先生オンステージです。
全員が指し終わってこのような局面になり、指し初め式は終了。緊張しましたが、とても思い出に残る素晴らしい体験になりました。
続いてのプログラムは席上対局20秒将棋。でも・・・「どうぶつ王決定戦」?
(つづく)
こちらでは藤森先生が特別対局室について説明をしてくださいました。そしてそのまま指し初めの記録係席へ。そして戸辺先生や金井先生のご案内で登場されたスペシャルゲストとは・・・。
前半組さんが途中まで指し手を進めていたので、藤森先生の読み上げに従って郷田棋王と金井先生も途中まで進めていきます。
でも突然局面を見て一手指すなんてことできない・・・ということで、記録係の藤森先生と、なんとお相手の郷田棋王が二人がかりでアドバイス。
郷田先生「今の局面で、後手は○○のような狙いがあるんです。なので先手はそれを阻止したいですね。」
藤森先生「ここでは駒の両取りを狙ってみましょう!」
続いてのプログラムは席上対局20秒将棋。でも・・・「どうぶつ王決定戦」?
(つづく)
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by hirocomic_shogi
| 2012-10-17 21:00
| 将棋日記
素敵な「将棋日和」(その3)対局中のお菓子
指導対局「ぐるぐる将棋」の後は、ついに特別対局室での指し初め式へ!将棋ファンにとっては聖地のような特別対局室に入れるなんて、幸せでもうドキドキです。
今回は30名ほどの参加者数でしたが、一度に大人数が入れないということで、配布されたプログラム記載の参加番号1~15が前半組、16~30が後半組と分かれての入室となりました。ヒロすけは後半組へ。
前半組が戸辺先生、金井先生、藤森先生に引率されて先に特別対局室で指し初め式をしている間、後半組は佐藤紳哉先生と山口先生と一緒に普段観戦記者室として使われている「桂の間」へ。
ここでは地下会議室で展示されていた「棋士のお菓子」を実際にいただきながら、対局カメラの映像を通じて指し初め式の指し手の様子を見たりしてくつろいでいました。
こちらが普段棋士の皆さんが対局中に召しあがることの多いお菓子。しかも棋士の皆さんの手書きのお菓子紹介色紙まで展示中。それぞれ書いていらっしゃるお菓子がお気に入りだそうです。紳哉先生が「明治チョコレート(ブラックチョコレート、ストロベリー、ミルクチョコレート)」、金井先生「カントリーマアム、明治抹茶チョコ」、藤森先生「アルフォート、パイの実」。全体にチョコ系が多い印象です。しかし金井先生の最後の文字はなんだろう・・・「ストロイクー」???
紳哉先生とえりりん先生は、なんとみんなのためにお茶まで入れてくださいました・・・他にも「寒くないですか?」など先生方の細やかなお心遣いに恐縮してしまいました。 対局カメラの様子を説明する佐藤先生。ここでもまだスペシャルゲストは明かされず、時折手元が見えるのみ。ドキドキ・・・!
(つづく)
今回は30名ほどの参加者数でしたが、一度に大人数が入れないということで、配布されたプログラム記載の参加番号1~15が前半組、16~30が後半組と分かれての入室となりました。ヒロすけは後半組へ。
前半組が戸辺先生、金井先生、藤森先生に引率されて先に特別対局室で指し初め式をしている間、後半組は佐藤紳哉先生と山口先生と一緒に普段観戦記者室として使われている「桂の間」へ。
(つづく)
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by hirocomic_shogi
| 2012-10-16 22:00
| 将棋日記
素敵な「将棋日和」(その2)ぐるぐる将棋
13:40~14:40は「ぐるぐる将棋」。これは指導対局の一つで、参加者がカタカナの「ロ」の字に机を並べて座り、その中を複数の棋士の方々がぐるぐる回りながら一手ずつ指していくというものです。 写真は左から広瀬先生、金井先生、戸辺先生、佐藤先生。ときどき指し手にアドバイスすることがあるため、指し手が進んでいくとこの順番はドンドン変化していきます。これがある先生の後の不運(?)に繋がるのですが・・・。
将棋のルールに不安があって指導対局はまだちょっと・・・という方は、別室にて藤森四段による「10分で指せるようになる将棋講座」を受講することができます。藤森先生は将棋連盟のレディースセミナーの講師としても御馴染。将棋を指さない方もちゃんとフォローされていて素敵な企画でした。
そしてこのぐるぐる将棋はハプニング続発&爆笑の渦!まず「時計回り」というのにしれっと反時計周りをはじめる佐藤先生と広瀬先生。正しく時計回りで指している金井先生が「アレ?アレ?僕が間違ってるの??」と混乱する状況に。ああ金井先生・・・。
そして金井五段の受難は続きます。私は6枚落だったのですが、某先生が守りの1手を放置したがために後の広瀬先生と金井先生が大被爆。そしてなぜか金銀両取りやタダ取りのタイミングばかり手番が当たってしまう金井先生・・・。
極めつけは最後。実は参加者中、一番最初に勝ち名乗りを上げたのはワタクシでした。こちらが終局図。 前に立っていらっしゃるのは、最後に8一玉と引いた広瀬先生。ここで▲8二金と打ってあとは上手が投了するだけです。このとき次の先生は佐藤先生だったのですが、なんと直前で別の方にアドバイスを始めたために、後から佐藤先生を追い抜いていらした金井先生が投了係に!これには金井先生も「間が悪すぎる~!」とガックリ。おかげさまで大変素敵な「参りました」を頂戴しました^^
これに味をしめた(?)他の先生方は、投了シーンになると金井先生を呼ぶという荒技を次々と繰り出し、金井先生はすっかり投了係に。イベントをなるべく早く円滑にこなそうと小走りで頑張って指していたのに・・・ああ金井先生(笑)
ちなみにぐるぐる将棋での先生方の指し手は非常に優しく、初心者の方でも、10枚落ちや8枚落ちなどをゆっくり指せるので安心です。私は普段通り6枚落ちで臨みましたが、少し手合いを上げて4枚落ちで丁寧に教えていただくのも良いかな?と思いました。(このときの棋譜は末尾のmoreをご参照ください。)
次のプログラムは将棋日和版「指し初め式」。さてスペシャルゲストはどなただったのでしょうか??
(つづく)
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将棋のルールに不安があって指導対局はまだちょっと・・・という方は、別室にて藤森四段による「10分で指せるようになる将棋講座」を受講することができます。藤森先生は将棋連盟のレディースセミナーの講師としても御馴染。将棋を指さない方もちゃんとフォローされていて素敵な企画でした。
そしてこのぐるぐる将棋はハプニング続発&爆笑の渦!まず「時計回り」というのにしれっと反時計周りをはじめる佐藤先生と広瀬先生。正しく時計回りで指している金井先生が「アレ?アレ?僕が間違ってるの??」と混乱する状況に。ああ金井先生・・・。
そして金井五段の受難は続きます。私は6枚落だったのですが、某先生が守りの1手を放置したがために後の広瀬先生と金井先生が大被爆。そしてなぜか金銀両取りやタダ取りのタイミングばかり手番が当たってしまう金井先生・・・。
極めつけは最後。実は参加者中、一番最初に勝ち名乗りを上げたのはワタクシでした。こちらが終局図。
これに味をしめた(?)他の先生方は、投了シーンになると金井先生を呼ぶという荒技を次々と繰り出し、金井先生はすっかり投了係に。イベントをなるべく早く円滑にこなそうと小走りで頑張って指していたのに・・・ああ金井先生(笑)
ちなみにぐるぐる将棋での先生方の指し手は非常に優しく、初心者の方でも、10枚落ちや8枚落ちなどをゆっくり指せるので安心です。私は普段通り6枚落ちで臨みましたが、少し手合いを上げて4枚落ちで丁寧に教えていただくのも良いかな?と思いました。(このときの棋譜は末尾のmoreをご参照ください。)
次のプログラムは将棋日和版「指し初め式」。さてスペシャルゲストはどなただったのでしょうか??
(つづく)
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by hirocomic_shogi
| 2012-10-15 23:44
| 将棋日記
素敵な「将棋日和」(その1)
9/29(土)、千駄ヶ谷の将棋連盟で行われた女性のための将棋イベント「将棋日和」に参加してきました!企画された棋士の方々のおかげて本当に楽しかったです。今回はみどころたっぷりのイベントだったため、何回かに分けてお伝えします。
「将棋日和」は、「千駄ヶ谷を将棋のまちにプロジェクト」のイベントの一つで、毎年秋に行われていて、今回が7回目とのこと。毎回、若手棋士の方が趣向を凝らしてイベント内容を考えていらっしゃるようです。
今年は戸辺六段を中心に、広瀬七段、佐藤紳哉六段、金井五段、藤森四段プレゼンツ。そして山口恵梨子女流初段がお手伝い参加されていました。 あれ、でも写真をみると既にちょっと普段と違う格好の方が・・・?
そう、佐藤紳哉六段はよくカツラをお召しになるのです!今季のNHK杯将棋トーナメントvs豊島七段戦では対局中にも装着されていたことで話題になりましたよね。このときも最初の自己紹介の段階でご自分から「あれ、今日はこメンバーの中でカツラを被ってる人がいるみたいですね。誰でしょうね~?」などと飛ばしていらっしゃいました。しかも開始3分でオフ。参加者からは「外すの早いですよ~」との声も上がりました。
そしてここで素敵なサプライズ。今日はこちらの皆さん以外に素敵なスペシャルゲストがいらっしゃるとのこと。どなたかは直前まで秘密。戸辺先生の「普段、僕たちもなかなか会えない方ですよね」とのお言葉にざわめく参加者たち。「ちなみに今日金井君だけスーツ姿なんですけど、これはゲストの先生にお目にかかるのに私服では失礼にあたるからなんですって」。うーん、ということはもしや・・・?
こちらが当日配布されたプログラム。表紙には進行表と棋士の皆さんが一つずつ描いた衝撃の(!)イラスト、中には棋士の皆さんの他己紹介が写真つきで掲載されています。プログラムは以下の通りでした。
13:30~開会式
13:40~14:40 ぐるぐる将棋~参加棋士全員と対局~
14:50~15:50 将棋日和版「指し初め式」特別対局室でスペシャルゲストと記念対局!
16:00~16:30 席上対局(20秒将棋)~どうぶつ王決定戦~
16:30~17:00 トークショー
さてまずは「ぐるぐる将棋」からです!
(次回へ続く)
「将棋日和」は、「千駄ヶ谷を将棋のまちにプロジェクト」のイベントの一つで、毎年秋に行われていて、今回が7回目とのこと。毎回、若手棋士の方が趣向を凝らしてイベント内容を考えていらっしゃるようです。
今年は戸辺六段を中心に、広瀬七段、佐藤紳哉六段、金井五段、藤森四段プレゼンツ。そして山口恵梨子女流初段がお手伝い参加されていました。
そう、佐藤紳哉六段はよくカツラをお召しになるのです!今季のNHK杯将棋トーナメントvs豊島七段戦では対局中にも装着されていたことで話題になりましたよね。このときも最初の自己紹介の段階でご自分から「あれ、今日はこメンバーの中でカツラを被ってる人がいるみたいですね。誰でしょうね~?」などと飛ばしていらっしゃいました。しかも開始3分でオフ。参加者からは「外すの早いですよ~」との声も上がりました。
そしてここで素敵なサプライズ。今日はこちらの皆さん以外に素敵なスペシャルゲストがいらっしゃるとのこと。どなたかは直前まで秘密。戸辺先生の「普段、僕たちもなかなか会えない方ですよね」とのお言葉にざわめく参加者たち。「ちなみに今日金井君だけスーツ姿なんですけど、これはゲストの先生にお目にかかるのに私服では失礼にあたるからなんですって」。うーん、ということはもしや・・・?
13:30~開会式
13:40~14:40 ぐるぐる将棋~参加棋士全員と対局~
14:50~15:50 将棋日和版「指し初め式」特別対局室でスペシャルゲストと記念対局!
16:00~16:30 席上対局(20秒将棋)~どうぶつ王決定戦~
16:30~17:00 トークショー
さてまずは「ぐるぐる将棋」からです!
(次回へ続く)
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by hirocomic_shogi
| 2012-10-13 01:28
| 将棋日記
社会人になって将棋をはじめたヒロすけ(♀)です。2011年秋より「アマ初段」目指して長い坂道をユルユル登っています。プロフィールはカテゴリ「自己紹介」参照、ツイッターは@hirocomic_shogiです。
by hirocomic_shogi