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駒落ち上手に思うこと

先日鰻支部の研究会(という名の自由に将棋を指す会)で、ginroさんとtommyさんに初めて飛車落ちを指していただきました。普段は4枚落ちと2枚落ちを指している私。その分、角の利きをうっかりしたり、なぜか香車の利きをうっかりしたりしてボケボケな内容で負けでしたが、大駒がいる分、平手の気分も味わえてとっても楽しかったです!

本当は飛車落ち手合いではとてもとても釣り合わないほどお強い二人。普段あまり駒落ちを指されないということでしたが、その分定跡形ではなく探りあいになって、却って萎縮せず楽な気持ちで指せました。

と同時に、上手の定跡を知らないことを理由に、今まで駒落ち上手を辞退してきた自分を反省。。。「自分は弱いし」とか「上手やるからには完璧な手を指さなくては!」などという気負いが原因だったですが、考えてみれば先生のような教育的な上手を演じることは無理ですし、「うっかりの多い初心者下手」vs「駒落ち定跡を知らなくてたまにうっかりする上手」ぐらいがちょうど良いのだろうなあということにやっと気付きました。

あと、4枚落ちで伸び悩んでいたときに、強い方を相手に上手を持って指す、ということをしてみたらいろんなことが見えるようになった経験もありましたっけ。ああこれは上手がやることがないときの手だなあ、とか。駒落ちは上手も下手も、勝ち負け以外に学ぶことが多いと実感。

上手は負けて当たり前なので、悩んだり意地をはったりせずに気軽に指す、負けたら下手に勝利をプレゼントしてあげた!と思うぐらいの心構えが必要なのですね。これからはなるべく断らないようにしたいな~と思いますし、これを読んでくださっている方も、棋力に関係なく、上手を指してみてほしいなあと思います。



by hirocomic_shogi | 2014-01-10 21:07 | 将棋日記

社会人になって将棋をはじめたヒロすけ(♀)です。2011年秋より「アマ初段」目指して長い坂道をユルユル登っています。プロフィールはカテゴリ「自己紹介」参照、ツイッターは@hirocomic_shogiです。
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